自宅でちょっぴり贅沢なコーヒータイムを過ごすなら、「ウインナーコーヒー」がおすすめですよ。
この記事では、自宅でできるウインナーコーヒーの作り方やアレンジレシピについて紹介しています。
ウインナーコーヒーとは?
ウインナーコーヒーは、たっぷりのホイップクリームをコーヒーの上に浮かべた飲み物を指します。
オーストリア発祥の飲み方で、首都・ウィーンにちなんで「ウインナー(ウィーン風の)」と名付けられたといわれています。
ただしこの呼び名は日本独特のもので、現地ウィーンではウインナーコーヒーと注文しても通じません。ちなみに、食べ物の「ウインナーソーセージ」も、同じように「ウィーン風のソーセージ」という意味をもつ和製英語。
現地では、ウインナーコーヒーに近い飲み物として「アインシュペナ―(コーヒーの上にホイップクリーム1:1の割合で乗せたもの)」などが親しまれています。
ウインナーコーヒーのレシピ
分量(1人分)
材料名 | 分量の目安 |
---|---|
生クリーム | 40g |
ドリップコーヒー | 120㏄ |
砂糖(ザラメ糖など) | 5g |
ウインナーコーヒーは通常、ドリップコーヒーで作ります。エスプレッソで作ると、「エスプレッソ・コンパナ」という飲み物になります。
ホイップクリームの甘さとコーヒーの苦さの対比を楽しめるよう、コーヒー豆の挽き方は苦味が強く出る「深煎り~極深煎り」がおすすめです。
生クリームを泡立てるのが大変…という方は、市販のホイップ済みの生クリームを使っても問題ありません。
お好みで砂糖を加えてもOKです。ザラメ糖やグラニュー糖など粒の細かい砂糖を使うと、食感も楽しむことができますよ。
用意するもの
- コーヒー
- 生クリーム
- 砂糖
- 泡立て器
- カップ
- スプーン
コーヒーはインスタントでもOKです。ハンドドリップでコーヒーを淹れる場合は、あわせてコーヒードリッパーなども用意してください。
ウインナーコーヒーの作り方・手順
生クリームを7分立てに泡立てる
まず、生クリームを泡立て器で7分立て程度にホイップします。
お好みで、ホイップしたクリームに砂糖を加えてもOKです。
コーヒーを淹れる
次に、コーヒー豆をいつもより多く用意して、コーヒーをやや濃い目に抽出します。
コーヒーが冷めないよう、ホイップクリームを作ってからコーヒーを淹れるのがポイントです。
カップに砂糖とコーヒーを注ぐ
カップに砂糖を適量入れ、そこに淹れたてのコーヒーを注ぎます。
スプーンでかき混ぜて砂糖を溶かしてもいいのですが、飲むときに砂糖のザラザラとした食感を楽しみたい方はあえてかき混ぜないのもアリですね。
ホイップクリームを乗せる
コーヒーの上に、先ほど泡立てたホイップクリームをたっぷり乗せれば、完成です。
コーヒーが冷めないうちにお召し上がりください。
ウインナーコーヒーのアレンジレシピ
アイスウインナーコーヒー
暑い時期などにぴったりの、アイスコーヒーで作るアレンジレシピです。
コーヒーを淹れたら氷などで冷やし、その上にホイップクリームを乗せれば出来上がりです。
冷たい飲み物にホイップクリームは溶けづらいため、無理にかき混ぜずにスプーンでホイップクリームを食べながらコーヒーを飲むのがおすすめのお召し上がり方です。
ソースやパウダーをトッピング
ホイップクリームの上にチョコレートソースやキャラメルソース、ココアパウダーやクラッシュナッツなどをお好みでトッピングします。
見た目も華やかになるほか、香りや味わいもちょっぴり贅沢になります。
「チョコソース&ナッツ」など、何種類か組み合わせてオリジナルのカスタマイズレシピを探してみるのも楽しいですね。
マシュマロでウインナー風
ホイップクリームを用意するのが面倒なとき、もっと手軽にウインナーコーヒーを楽しみたいときにおすすめのレシピです。
いつものコーヒーにマシュマロを好きなだけ浮かべるだけで、ウインナー風コーヒーの完成です。
マシュマロの甘さがホイップクリームのそれにとてもよく似ているので、たったこれだけでもウインナーコーヒーの雰囲気・味わいを再現することができます。
ウインナーコーヒーのおいしい飲み方
ウインナーコーヒーはいきなり混ぜあわせずに、まずはコーヒーとホイップクリームを別々に味わってみるのがポイントです。
コーヒーの苦味とホイップクリームの甘味を個別に楽しめるのは、混ぜる前のみです。それぞれの味のコントラストを楽しみながらいただくのが、おすすめの飲み方です。