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フレンチプレスを使ったおいしいコーヒーの淹れ方

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フレンチプレスは、ハンドドリップのような難しい技術は必要ないので、誰でも簡単においしいコーヒーが淹れられる器具です。

この記事では、フレンチプレスの特徴やおいしく淹れる方法をまとめています。これからフレンチプレスを買いたいと思っている方に、おすすめの商品についても紹介しています。

INDEX

フレンチプレスとは

フレンチプレスとはフランスで考案されたコーヒーの抽出器具で、コーヒープレスやブランジャーポットなどと呼ばれることもあります。

コーヒー豆とお湯を入れて、フィルターを押し込むだけ。フレンチプレスを扱うのに特別な技術や経験は全く必要ないので、ハンドドリップなどよりも比較的簡単においしいコーヒーを淹れられるのが大きな特徴です。

フィルターとポットが一体化しているため、抽出器具をわざわざ別々に用意するわずらわしさもありません。

味の特徴

フレンチプレスは金属製のフィルターを用いるため、ペーパーフィルターでは抽出できないコーヒー豆の油分(オイル)をしっかりと抽出することができます。

そのため、フレンチプレスで淹れるとより香り高くコクのある味わいのコーヒーになります。

フレンチプレスの下準備

材料・用意するもの

  • フレンチプレス
  • ケトル
  • タイマー
  • スプーンまたはヘラなど
  • コーヒー豆
  • 熱湯

フレンチプレスは特別な技術を必要としない分、コーヒーの味を左右するのは主にコーヒー豆の品質と量・お湯の温度・抽出時間です。おいしいコーヒーを入れるためには、これら3つのきちんとした「計測」が大切です。

コーヒーはメジャースプーン何杯分」「沸騰したてのお湯を使う」「抽出時間は何分」などとある程度の基準を決めておくのが、毎回ブレのない安定したコーヒーを淹れる大きなポイントです。

コーヒー豆の焙煎度合い・挽き方・分量

焙煎度合い 中~深煎り
挽き方 粗~中細挽き
分量(1人前) 15g前後

フレンチプレスの金属フィルターはペーパーフィルターに比べ目が粗いので、ハンドドリップに使うような細挽きの豆だと粉がフィルターを通過してしまい、コーヒーが粉っぽくなってしまうことがあります。

そのため、挽き方は少し粗めがおすすめです。店頭で挽いてもらうときには、「フレンチプレス用で」と頼めば最適な挽き方で挽いてくれますよ。

コーヒー豆の分量は好みの濃さやコーヒー豆の種類によって変化するので、まずはコーヒー1杯分(約200ml)あたり15g程度から淹れてみて、徐々にベストな量まで調整してみてください。

≫コーヒー豆の8つの焙煎度合いと、それぞれの味わいの違いについて

フレンチプレスの使い方・淹れ方

フレンチプレスの抽出時間は、「お湯を入れてから4分」が適しているといわれます。

お好みで時間を調整しても問題ありませんが、まずはきっちり4分で淹れてみて、その味を基準として少しずつ調整することをおすすめします。

ポット部分にコーヒー豆とお湯を入れる

ケトルでお湯を沸かし始めるのと同時に、フレンチプレスのふたを取り外し、ポット部分に計量したコーヒー豆を入れて平らにならします。

お湯が沸いたら、タイマースタートと同時にポットの3分の1程度までお湯を注いで30秒ほど置き、「蒸らし」を行います。豆にお湯が全体的になじむよう、ケトルをくるくる回すように注ぐのがポイントです。

30秒経ったら、残りのお湯をすべて注ぎます。このときに豆がうまくお湯になじんでいなかったら、スプーンやへらなどを使って優しくかき混ぜてください。

ふたについているブランジャー(先端に金属フィルターがついている部品)を最大限まで引き上げてからふたをして、4分が経過するまで放置します。

ブランジャーを押し込み、ろ過する

4分が経ったら、ブランジャーをゆっくりと押し下げます

勢いよく押し込むと微粉が舞い上がり、抽出液の中に混じって粉っぽくなってしまうので、時間をかけてやさしく押し込むようにしてください。

注意

雑味が出る原因になるので、一度押し下げたブランジャーは再び持ち上げないようにしてください。

カップに注いで完成

最後にカップに注ぐときも、フレンチプレスの底にたまった微粉を舞い上がらせないようにゆっくりと注ぎます

雑味や微粉が出やすくなるので、最後の1滴まで注がないようにするのがポイントです。

おすすめのフレンチプレス

HARIO

ドリッパーやミルなど、さまざまなコーヒーグッズを販売している日本の耐熱ガラスメーカー「HARIO(ハリオ)」のフレンチプレスです。

なんといっても、理科の実験器具のような見た目がとてもおしゃれですね。無駄のない機能美もさることながら、レビューを見る限りお手入れのしやすさや耐久性は十分期待できそうです。

2杯用(300ml)のほかに4杯用(600ml)もあるので、使い方に合わせてお選びいただけます。

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BODUM

ブラックな外面がシックな雰囲気を感じさせる「BODUM(ボダム)」のフレンチプレスです。

最大1リットルまでのコーヒーを作ることができるので、家族や友人と大人数で飲む機会が多い場合や、ボトルなどに入れて持ち運びたい方にはこちらの商品がおすすめです。

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Coffee Gator

よりデザインと保温性を重視したい方には、こちらのフレンチプレスがおすすめです。オレンジ・グリーン・グレー・ピンク・ステンレスデザインと、豊富なカラーバリエーションを誇ります。

ステンレス製の2重壁構造なので、ガラス製の商品に比べて耐久性・保温性に優れています。コーヒー豆などを保管しておける小さなキャニスターが付いてくるのも魅力的ですね。

1度に1リットルまでコーヒーを作れるので、使いやすさも抜群です。家の雰囲気にあったカラーを選べば、室内を彩るインテリアにもなりそうです。

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豆本来の味を楽しめる抽出器具

フレンチプレスは専門的な技術や経験を必要とせず、コーヒー豆の分量や抽出時間を調節すれば誰でも簡単にコーヒーを淹れることができます。

豆の個性がはっきりとあらわれる抽出方法なので、スペシャルティコーヒーなど高品質な豆をじっくりと楽しみたい方には特におすすめです。

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