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コーヒーに入れるクリーミングパウダーはどれを買うべき?有名6社の原材料・成分・価格を比較

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クリーミングパウダー

この記事ではAmazonやコンビニなどで購入できるクリーミングパウダーのうち、有名なメーカーが販売している商品6つをピックアップして、以下のようなポイントを比較しました。

  • 原材料
  • エネルギー(カロリー)
  • 脂質
  • コスパ

結論として、各社のクリーミングパウダーを横並びにして見比べてみると、商品によってかなり差があることがわかりました。ひとことでクリーミングパウダーといっても、その中身や製法は全然違うようです。

忖度なしで比較した結果を、ぜひご参考ください。

関連リンク

クリーミングパウダーの比較・選び方クリープの原料・成分・カロリーまとめコーヒーに合う砂糖の比較・選び方
INDEX

そもそも、クリーミングパウダーとは

クリーミングパウダーとは

クリーミングパウダーとは、食品や飲料に入れてミルク感やクリーミーさをプラスできる白い粉末のことです。

クリーミングパウダーといわれてピンとこない方は、マリーム、ブライト、クリープという商品名ならば聞きなじみがあるかもしれません。

コーヒーや紅茶にミルクを加えたいときに重宝するクリーミングパウダーですが、商品によっては100%ミルク(乳)から作られているわけではないという事実があります。

【結論】クリーミングパウダー、どれがおすすめ?

今回比較したクリーミングパウダー

マリーム
AGF
マリーム
ブライト
ネスレ
ブライト
クリープ
森永乳業
クリープ
コーヒークリーミーカフェプラス
UCC
コーヒークリーミー
カフェプラス
クリーミーシュガーパウダー
カルディ
クリーミーシュガー
パウダー
クリーミーパウダー
トップバリュ
クリーミーパウダー

今回、こちらの6社のクリーミングパウダーをピックアップして比較しました。どのメーカー・商品名も有名で、名前を聞いたことがある方も多いのではないかと思います。

では、いきなりですが結論を。

ポイント (タップで詳細確認)

それぞれ詳しく比較していきましょう。

乳製品のみでできているのは、「クリープ」のみ

メーカー・商品名主原材料
AGF
マリーム
水あめ、
植物油脂
ネスレ
ブライト
コーンシロップ、
植物油脂
森永乳業
クリープ
乳製品、乳糖
UCC
コーヒークリーミー
カフェプラス
デキストリン、
植物性脂肪
カルディ
クリーミーシュガー
パウダー
砂糖、
デキストリン、
植物油脂
トップバリュ
クリーミーパウダー
デキストリン、
植物油脂
※原材料表のうち上位3つ以内に記載されているものを「主原材料」として定義

まず原材料の比較から。

「原材料表のうち上位3つまでに記載されているもの」を主原材料として見比べると、乳製品のみでできているのは森永乳業のクリープのみということがわかります。

クリープ以外の5商品の主原材料は「水あめ」「デキストリン(デンプン由来の食物繊維)」「植物油脂」など、乳製品ではないものが多くを占めています。

油と水あめなどでできているのにミルク風味を感じるなんて、不思議ですよね。以下で商品ごとの原材料表を紹介していますが、調整剤や香料で風味付けしているようです。

また植物油脂は、加工の際にトランス脂肪酸が発生するともいわれます。きちんと無添加を選びたい方は、クリープを選ぶのがおすすめです。

クリープの詳細情報にジャンプ↓

カロリー・脂質が最も低いのは、「カルディ」

メーカー・商品名エネルギー脂質
AGF
マリーム
16kcal0.95g
ネスレ
ブライト
17kcal1.1g
森永乳業
クリープ
15kcal0.8g
UCC
コーヒークリーミー
カフェプラス
16kcal1.0g
カルディ
クリーミーシュガー
パウダー
13.2kcal0.4g
トップバリュ
クリーミーパウダー
16kcal1.0g
※スプーン1杯3gあたり

スプーン1杯あたりのカロリーと脂質は、カルディのクリーミーシュガーパウダーが最も低いということがわかりました。

他商品と比べてカロリーは約3kcal少なく、脂質は約半分です。

スプーン1杯程度の比較なのであまり大きな差はないかもしれませんが、1日にクリーミングパウダーを多く使う人などはある程度の差は出てくると思われます。

とにかくカロリーや脂質を抑えたい!という方は、カルディのクリーミーシュガーパウダーがおすすめ

カルディの詳細情報にジャンプ↓

価格が最安なのは、「トップバリュ」

トップバリュ クリーミーパウダー

トップバリュ クリーミーパウダー

メーカー・商品名スプーン1杯
あたりの価格
AGF
マリーム
約3.3円
ネスレ
ブライト
約3.5円
森永乳業
クリープ
約6.8円
UCC
コーヒークリーミー
カフェプラス
約11.5円
カルディ
クリーミーシュガー
パウダー
約4.9円
トップバリュ
クリーミーパウダー
約2.1円
※スプーン1杯3gあたり

スプーン1杯あたりの価格が最も安いのはトップバリュのクリーミーパウダーです。

マリームやブライトと比べると約1円、クリープと比べると約4円もの差があります。日頃から頻繁に利用する機会の多いクリーミングパウダーだからこそ、この差はかなり大きめです。

安さを重視したい方は、トップバリュがおすすめです。

トップバリュの詳細情報にジャンプ↓

それでは、商品ごとの特徴や原材料からわかることを詳しく見ていきましょう。

AGF マリーム

原材料水あめ、植物油脂、食塩、乳等を主要原料とする食品 / pH調整剤、乳たん白、乳化剤、香料(乳由来)、カラメル色素
エネルギー16kcal
栄養成分たんぱく質:0.04g
脂質:0.95g
炭水化物:1.8g
食塩相当量:0.06g
カリウム:11mg
リン:12mg
賞味期限25ヶ月
価格287円(260g)
スプーン1杯
あたりの価格
約3.3円
※スプーン1杯3gあたり

参考:味の素AGFホームページAmazon

白いパッケージでおなじみの、味の素AGFが販売する「マリーム」。原材料表を見るとわかる通り、マリームは水あめと植物油脂を中心に構成されています。

普通なら分離してしまう水と油(植物油脂)ですが、乳化剤を加えることできれいに混ぜあわせることができます(乳化)。乳化した液体は白く濁り、まるでミルクのような見た目になります。

そこに食塩や香料などを加え、味や香りを調整することによってマリームはできているようですね。

ネスレ ブライト

原材料コーンシロップ、植物油脂、砂糖、カゼイン(乳由来)、PH調整剤、乳化剤、酸化ケイ素、香料、クチナシ色素
エネルギー17kcal
栄養成分たんぱく質:0.04g
脂質:1.1g
炭水化物:1.7g
ナトリウム:21mg
賞味期限30ヶ月
価格345円(300g)
スプーン1杯
あたりの価格
約3.5円
※スプーン1杯3gあたり

参考:ネスレホームページAmazon

ネスレの「ブライト」もマリームと同様、コーンシロップと植物油脂を乳化させて製造されているようです。

マリームに比べてエネルギー、脂質ともにわずかに高めですが、炭水化物は少なめになっています。

ちなみに、酸化ケイ素は粉末が湿気ってダマになるのを防ぐ吸湿剤の役割を持ちます。天然に広く分布していて人間の体にも微量ながら存在しています。摂取しても吸収されずにそのまま出ていくため、毒性はありません。

森永乳業 クリープ

原材料乳製品、乳糖
エネルギー15kcal
栄養成分たんぱく質:0.2g
脂質:0.8g
炭水化物:1.8g
ナトリウム:12mg
賞味期限15ヶ月
価格598円(265g)
スプーン1杯あたりの価格約6.8円
※スプーン1杯3gあたり

参考:森永乳業ホームページAmazon

森永乳業が取り扱う「クリープ」は、マリームやブライトとは異なり乳製品のみでできています。メーカーのブランドサイトによると「日本で唯一、ミルクから生まれた成分を原料にした粉末クリーム」であるとのこと。

乳化により「ミルクっぱく」しているわけではないため、風味づけや成分調整のための香料・食塩・pH調整剤などが添加されていません。添加物が気になる方にとっては、かなり安心ですね。

スプーン1杯あたり約6.8円と、他のクリーミングパウダーに比べて2倍程度の価格です。ミルク由来の原料を使用していることから、やはり割高になってしまいます。

クリープについては、以下の記事でも詳しくまとめています。

UCC コーヒークリーミーカフェプラス

原材料デキストリン、植物性脂肪、乳糖、脱脂粉乳、カゼインNa、リン酸K、乳化剤
エネルギー16kcal
栄養成分たんぱく質:0.1g
脂質:1.0g
炭水化物:1.7g
ナトリウム : 2.1mg
賞味期限18ヶ月
価格460円(3g×40包)
スプーン1杯あたりの価格約11.5円
※スプーン1杯3gあたり

参考:UCCホームページAmazon

デキストリンとは、ジャガイモやトウモロコシなどに含まれるデンプンを細かく分解したものです。ちょっと怪しそうな名前ですが、ただの炭水化物であるため全くの無害です。

乳由来のクリープとは異なり、植物性脂肪でできています。乳糖や脱脂粉乳など乳由来の原料も使用されていますが、それよりもデキストリンや植物性脂肪の方が多く含まれていることから、あくまでも味付けをするための使用だと考えられます。

スプーン1杯あたりの価格が約11.5円と、他のクリーミングパウダーに比べて割高です。これは1回分(3g)ずつ個包装されているコストが関係しているのかもしれません。

※原材料表は原則として含有割合の最も多い順で記載する決まりがあります。

カルディ クリーミーシュガーパウダー

原材料砂糖、デキストリン、植物油脂、乳糖、脱脂粉乳、カゼインNa、pH調整剤、乳化剤
エネルギー13.2kcal
栄養成分たんぱく質:0.06g
脂質:0.4g
炭水化物:2.6g
ナトリウム:1mg
価格970円(600g)
スプーン1杯あたりの価格約4.9円
※スプーン1杯3gあたり

参考:カルディホームページAmazon

カルディが販売する「クリーミーシュガーパウダー」はミルクと砂糖をブレンドしているので、これ1つあれば砂糖とミルクを別々に用意する必要はありません。

砂糖が入っているにも関わらず、スプーン1杯あたりのエネルギーは他のクリーミングパウダーよりも低めです。価格も特別に高いわけではないため、かなりコスパがいい商品です。ただやはり炭水化物量が少し多めです。

砂糖とミルクを同時に入れられるので手間が省ける分、「甘さを少なくしたい」「ミルク感をもっと強くしたい」などそれぞれの量を調節できないのがデメリットです。増やす分には個別に加えればいいですが、減らすのは困難です。

トップバリュ クリーミーパウダー

Post Coffee

クリーミーパウダー

トップバリュ

原材料デキストリン、植物油脂、脱脂粉乳、乳たん白/pH調整剤、乳化剤
エネルギー16kcal
栄養成分たんぱく質:0.1g
脂質:1.0g
炭水化物:1.7g
食塩相当量:0.04g
価格278円(400g)
スプーン1杯あたりの価格約2.1円
※スプーン1杯3gあたり

参考:トップバリュ

イオンのプライベートブランド、トップバリュが取り扱うクリーミングパウダーです。セブンプレミアムと同様、非常に安くコスパがいいのが魅力的です。

少々気になるのが、原材料のデキストリンに「遺伝子組換え不分別 (遺伝子組換えとうもろこしが含まれる可能性があります。)」という表記があることです。

多くの公的組織や化学団体が「遺伝子組み換え作物は従来の作物と同様に安全であり、健康に影響を及ぼすことはない」と報告しているため安全性は高いですが、やはり気になる方は避けた方が好ましいでしょう。

【まとめ】各メーカーのクリーミングパウダー比較表

スクロールできます
メーカー・商品名主原材料エネルギー脂質スプーン1杯
あたりの価格
AGF
マリーム
水あめ、
植物油脂
16kcal0.95g約3.3円
ネスレ
ブライト
コーンシロップ、
植物油脂
17kcal1.1g約3.5円
森永乳業
クリープ
乳製品、乳糖15kcal0.8g約6.8円
UCC
コーヒークリーミーカフェプラス
デキストリン、
植物性脂肪
16kcal1.0g約11.5円
カルディ
クリーミーシュガーパウダー
砂糖、
デキストリン、
植物油脂
13.2kcal0.4g約4.9円
セブンプレミアム
まろやかクリーミングパウダー
デキストリン、
植物油脂
17kcal1.0g約2.1円
トップバリュ
クリーミーパウダー
デキストリン、
植物油脂
16kcal1.0g約2.1円
※スプーン1杯3gあたり

まとめ

関連リンク

クリーミングパウダーの比較・選び方クリープの原料・成分・カロリーまとめコーヒーに合う砂糖の比較・選び方
INDEX