今回は、Subminimal(サブミニマル)というメーカーが手がける、
- Nano Foamer / ナノフォーマー
- FlowTip Milk Jug / フローティップミルクジャグ
- Contactless Thermometer / コンタクトレスサーモメーター
こちらの3点をレビューしました。現在はアタラシイものや体験の応援購入サービス『Makuake』で先行販売中。
この商品をひとことでいうと、カフェで飲むようなクリーミーな質感のミルクが家で簡単に作れて、かつ簡単にラテアートが描けるというもの。
「ラテアート、いつかはやってみたい」という人ももちろん、1発でフォームミルクがばっちり作れるので、「市販のミルクフォーマーをうまく使いこなせない」という人にもおすすめです。
器具の紹介
Nano Foamer / ナノフォーマー
いわゆる、「ミルクフォーマー」や「ミルクフローサー」とも呼ばれる、フォームミルクを作るためのグッズ。
実はミルクフォーマー自体は100均などでも売っているので、もっと手軽な値段で購入することが可能です。ではこのナノフォーマーは何が違うか?というと。
こんな具合に、先端の形が全く違います。
ナノフォーマーは先端が扇風機の羽根のような形状になっていて、その先に「ナノスクリーン」というメッシュフィルターがついています。
この形状になっていることで、横回転の水流にプラスして縦回転の水流を作ることができるというもの。これは革新的。
フォームミルクは、おおまかに「ミルクを泡立てる→ミルク全体に泡を撹拌して含ませる」といったイメージになりますが、100均のミルクフォーマーは横回転しかできないので、ミルク全体を撹拌することがけっこう難しい。
そのためミルクの泡と液体が分離してしまい、均一なフォームミルクになりにくい。細かい角度調整が必要なため、意外と玄人向けだったりします。
それに対しナノフォーマーは縦回転の水流を作れるので、ミルク全体を立体的に撹拌することが可能です。
さらに大きな泡がナノスクリーンを通って濾されることで、よりなめらかな泡が勝手に作られていくようになっています。
これは簡単。技術はほとんど必要なく、誰でもカフェのようなマイクロフォームミルクが作れます。
電源は、単3電池2本。
パフォーマンスを最大限発揮させるためには、十分に充電した充電式電池を使用することが推奨されています。
しっかり充電された電池を使用することで、パワーのある撹拌が可能とのこと。
FlowTip Milk Jug / フローティップミルクジャグ
このミルクジャグの大きな特長が、口の部分が斜めに鋭くなっていること。これはラテアートをするときにすごく便利で、特に細い線を描く場合に注ぎやすくなっています。
また握りやすい太めのグリップ、内側に100mlごとのメモリがついているので、初心者の人でも安定した操作ができたり、スケールを使わなくてもミルクを量りとれたりと、とても使いやすい設計になっています。
そしてこのミルクジャグ、IH対応とのこと。そのまま加熱できるのもすごくよいですね。
Contactless Thermometer / コンタクトレスサーモメーター
このコンタクトレスサーモメーターは、液体に触れずに温度を測ることができます。
先端にセンサーがついていて、ボタンを押している間にセンサーが感知したところの温度を表示してくれます。
通常のサーモメーターとは違って液体につけて測る必要がないので、洗い物が減るのがまず嬉しいポイント。また一瞬で数字が表示されるので、待ち時間がほとんどないのも高評価です。
ナノフォーマーを使ってカフェラテを作ってみた
- コーヒー豆:20g
- お湯:70ml
- ミルク:200ml
カフェラテを作るためには、エスプレッソを抽出できるマシンが必要になります。
ただ、家庭用のエスプレッソマシンでも数万円程度するものが多く、なかなか手が出せないのが実際のところ。
なので、今回はエスプレッソのような濃いコーヒーが抽出できる「エアロプレス」という器具を使って(なんちゃって)エスプレッソを淹れていきたいと思います。
もちろん「エアロプレスも持ってないよ」という方でも、インスタントコーヒーを少量のお湯で溶かしてあげればエスプレッソ風のベースを作ることができます。
ラテアートも可能なので、気軽に挑戦してみてください。
エスプレッソを抽出
今回はインバート法と呼ばれる方法で抽出していきます。
エアロプレスの使い方は、以下の記事で詳しく説明しています。
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まず、極細挽きにしたコーヒー豆20gを、チャンバーの中に入れます。
タイマーオンと同時に沸騰したてのお湯を70g注いで、マドラーやスプーンでよくかき混ぜます。コーヒー粉が細かい分、ダマになってしまいがちなので、よく攪拌してお湯となじませます。
キャップをはめて、1分30秒まで待機。
1分30秒経ったら、カップやサーバーの上にひっくり返して、ゆっくりとブランジャーを押し下げて抽出します。
あまり力を入れすぎるとエグみが出てしまうので、30秒ほど時間をかけて少しずつ押し下げていきます。最後まで押しきったら、抽出完了。
これで、エスプレッソのような濃いコーヒーが抽出できました。
ミルクを温める
ミルク200gを温めます。600Wのレンジなら1分30秒~2分程度かけて、60~65℃前後のミルクを作っていきます。
実は温度管理もなめらかなフォームミルクを作るのに重要な要素で、70℃を超える温度まで温めてしまうと成分が分離してしまい、きれいに泡が立たなくなってしまいます。
またミルクの甘味が最も引き立つのが60%前後ともいわれているので、おいしくクリーミーなミルクに仕上げるためにはしっかりと温度を管理するのがポイントです。
温まったミルクをジャグに移し替えて、下準備完了。
ナノフォーマーでフォームミルクを作る
ナノフォーマーは中央あたりに構えて、はじめの2~10秒はナノスクリーンが液面から少し見えるくらいで回します。
カフェのマシンで聞くような、空気を含ませるジュジュジュっという音が心地いい。
空気を含ませたら、そのままナノスクリーンを沈めていきます。液面に対して少し斜めの角度をつけて、ジャグの端の方に移動させるとうまくいきやすいです。
そのまま約10秒ほど回転させて、大きな気泡がなくなってきたら完了。
ナノフォーマーを起動して30秒もかからず、滑らかなフォームミルクが作れました。
エスプレッソにミルクを注いで完成
あとは、用意したエスプレッソにミルクを注いでカフェラテの完成。まだまだ練習は必要ですが、初心者・ちょっと練習した程度でもこのくらいいい感じのラテアートができた。
フォームミルクは時間が経つとミルクと泡が分離してしまうので、フォームミルクを作ったらなるべく早めにエスプレッソと合わせた方がよいですね。
ただ分離してしまった後でも、ナノフォーマーで再度撹拌してあげれば何度でもクリーミーなフォームミルクが作れます。やり直しが効くのがすごく安心できる。
まとめ
- Nano Foamer / ナノフォーマー
- Flow Tip Jug / フローティップミルクジャグ
- Contactless Thermometer / コンタクトレスサーモメーター
この3点があれば、おうちで簡単にカフェ仕様のクオリティでフォームミルクが作れます。それに初心者でもラテアートに挑戦しやすくなっているので、もうワンランク上のおうち時間を過ごせるようになるかも。
現在こちらの商品は、アタラシイものや体験の応援購入サービス『Makuake』で応援購入が可能です。
詳細は下記リンクから。非常に人気の高い商品なので、気になる方は早めがお得だと思います。