器具別4つのエスプレッソの作り方・専用器具なしで簡単に淹れる方法

カフェラテやカプチーノ、カフェモカなど、エスプレッソを使用したコーヒーはカフェで飲むことが多いですが、できれば自宅でも楽しみたい…なんて思うときありませんか。

家で作るドリップコーヒーはいつも同じ飲み方になって飽きてしまいがちですが、エスプレッソはアレンジレシピが豊富なので、なかなか飽きのこないコーヒーです。そんなコーヒーを自宅で用意できたら、カフェ代の節約にもなるし、なにより自宅が楽しくなりますよね。

この記事では、器具・マシン別のエスプレッソの作り方とおすすめ機種についてご紹介しています。

記事後半では、専用のエスプレッソマシンを用意しないで作る方法や、エスプレッソを使ったバリエーションコーヒーの作り方について解説しています。

»【結論】高コスパ・本格的・お手入れ簡単の3拍子がそろった「カプセル式エスプレッソマシン」がおすすめ

エスプレッソの基礎知識

そもそもエスプレッソは、極細挽き・深煎りの豆に専用のマシンで強い圧力をかけ、短時間で抽出したコーヒーを指します。

コーヒー豆の成分がぎゅっと濃縮された濃厚な味わい、深いコクが特徴で、発祥の地イタリアでコーヒーといえば、ドリップコーヒーではなくエスプレッソを指します。

おいしいエスプレッソは、香りを閉じ込めるきめ細かい泡である「クレマ」、コクや深み、旨みが凝縮された「ボディ」、アロマを含んだ「ハート」という3層に分かれています。

本場イタリアでは、砂糖を加えてデザート感覚でたしなまれることが多いようです。詳しい飲み方やドリップコーヒーとの違いは、以下もご参照ください。

»エスプレッソの基礎知識|本場イタリア流の飲み方・ドリップコーヒーとの違い

 

エスプレッソメーカーは大きく分けてこの4種類

  • 電気式

    電気式

  • マキネッタ モカエキスプレス

    直火式

  • カプセル式エスプレッソマシン

    カプセル式

  • La Pavoni

    レバー式

エスプレッソを淹れるためには、専用の「エスプレッソメーカー」が必要になります。

カフェなどに置いてある大型の機械もありますが、家庭用で使われるエスプレッソメーカーは、大きく分けて上記の4種類。それぞれのメリット・デメリット、淹れ方についてご説明します。

電気式エスプレッソメーカー

電気式

いわゆるカフェなどにあるエスプレッソマシンを家庭用に小型化したのが「電気式エスプレッソメーカー」で、内蔵されているポンプで高い圧力を発生させてエスプレッソを抽出します。

エスプレッソを抽出するために必要な圧力である「9気圧」を出せるマシンが多いため、クレマの立つ本格的なエスプレッソを淹れることができます。

エスプレッソを抽出するだけでなくミルクをスチームできる機能がついたモデルもあります。エスプレッソだけでなく、ふわふわの泡でカフェラテやカプチーノなども楽しみたいという方はこちらがおすすめです。

金額1万円台~数十万円
メリットクレマのあるエスプレッソが抽出できる
ミルクスチーム機能つきが多い
デメリット価格が高いものが多い
電源が必要
定期的なメンテナンスが必要

エスプレッソの作り方

●ドージング~レベリング

グラインダーで計量した豆を挽き、ホルダーに粉を入れます(ドージング)。ホルダーの側面を軽くトントンと叩き、粉を平らにならします(レベリング)。

●タンピング

タンパーを使い、ホルダー内の粉をまっすぐ上から押し固めます。強さは15~20kg程度を目安に、肘を立てて垂直に押し込むことがポイントです。タンピング後、ホルダーの縁についた余分な粉は払い落としておきます。

●湯通し

エスプレッソメーカーにホルダーをセットする前に、一度抽出ボタンを押して湯通しをします。抽出口をすすいでホコリなどを洗い流すとともに、抽出口を温めておく作業です。

●メーカーにホルダーをセット~抽出

メーカーに抽出口にホルダーをセットし、カップを置いて抽出を開始します。抽出時間の目安は、20~30mlの抽出量で約20~30秒程度です。

●完成

抽出時間が短い場合はメッシュが粗い、粉の量が少ない、タンピングの圧力が弱いなどが考えられます。抽出時間が長い場合は、逆の原因が考えられますので、調整してみてください。

電気式メーカーのおすすめ機種

●デロンギ(DeLonghi) デディカ EC680M

デロンギ(DeLonghi) エスプレッソ・カプチーノメーカー ブラック×シルバー 1L EC680M
デロンギ(DeLonghi) エスプレッソ・カプチーノメーカー ブラック×シルバー 1L EC680M
デロンギ(DeLonghi)

これから電気式エスプレッソメーカーの購入を考えている方におすすめなのが、「デロンギ デディカ EC680M」。

お値段は多少張りますが、エスプレッソに適切な抽出圧力(9気圧)とミルクフォーム機能を兼ね備えた高コスパなモデルです。カフェラテやカプチーノなども作れるうえ、ラテアートにも挑戦可能です。

1万円台のモデルもありますが、残念ながらどうしてもパワーが弱く、満足のいく抽出ができない場合がほとんどです。毎回の使い勝手を考えると、少々高くはなりますが安定して抽出できるこちらのモデルがおすすめです。

●デロンギ(DeLonghi) ICONA ECO310

デロンギ アイコナシリーズ エスプレッソ・カプチーノメーカー ブラック ECO310
デロンギ アイコナシリーズ エスプレッソ・カプチーノメーカー ECO310
DeLonghi(デロンギ)

上記のデディカの下位モデルであるアイコナは、スチール製ボディで重厚感のあるデザインが特徴的です。

デディカに比べると値段が1万円ほど安く、機能も少し劣りますが、問題なくエスプレッソを抽出できます。見た目にもこだわりたい方におすすめのモデルです。

●デロンギ(DeLonghi) EC860

デロンギ エスプレッソマシーン・カプチーノメーカーEC860
デロンギ エスプレッソマシーン・カプチーノメーカーEC860
DeLonghi(デロンギ)

デロンギでは最上級クラスの機能を誇るこちらのモデルは、抽出温度、水硬度、ミルクの泡の細かさなどをコントロールすることができます。

豆の焙煎度や挽き目の状態によって細かく調整できるので、自分好みの淹れ方を再現できます。「これ!」と決まった淹れ方が見つかったら、プログラムモードに保存しておくことも可能。

ミルクコンテナを付ければ全自動でフォームミルクを作れるので、簡単にカプチーノを楽しむことができます。フローサーに取り替えれば、手動でミルクを泡立てることもできます。

 

直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)

マキネッタ モカエキスプレス

「マキネッタ」と呼ばれることが多い、直火式エスプレッソメーカー。名前の通りコンロで水を沸騰させ、生じた蒸気圧を利用してエスプレッソのような濃いコーヒーを抽出します。

エスプレッソの本場・イタリアの家庭では、何より手軽なこちらの直火式エスプレッソメーカーを使用するのが一般的だそうです。

2~3気圧程度と、電気式ほど高い気圧をかけることはできないため、クレマは生まれません。ですが小型で使いやすく、コンロさえ用意すれば屋外で使用できるのが大きなメリットです。

金額3000円~1万円
メリット電源が必要ない
価格が安い
デメリット圧力が低くクレマができない
(最近はクレマができる機種もある)

エスプレッソの作り方

●ボイラーに水を入れる

マキネッタを上部分(サーバー)と下部分(バスケットとボイラー)に分け、ボイラーに安全弁(丸いでっぱりの部分)の少し下あたりまで水を入れます。

●バスケットに豆を入れ、平らにならす

空のバスケットをボイラーにセットし、コーヒー豆をバスケットいっぱいまで入れます。指やスプーンで表面を平らにならします。押し付けないよう注意してください。

●マキネッタを組み立て、火にかける

マキネッタの上部分と下部分を組み立て、コンロを弱火に設定して火にかけて抽出開始です。数分後、「ボコボコ」という空気が出てくるような音がしたら抽出終了の合図です。

≫マキネッタの詳しい使い方

直火式メーカーのおすすめ機種

●ビアレッティ モカエキスプレス

ビアレッティ 直火式 モカエキスプレス 2カップ
BIALETTI (ビアレッティ)

直火式エスプレッソメーカーで最も有名なのが、ビアレッティ社の「モカ」シリーズです。本場イタリアではNo.1のシェアを誇るともいわれています。

1カップ用から18カップ用までの多様なラインナップなので用途に合わせて最適なサイズを選択可能です。IH対応のモデルも販売されています。

 

カプセル式エスプレッソメーカー

カプセル式エスプレッソマシン

コーヒー豆の入った専用カプセルを本体にセットし、そこに高圧をかけながらエスプレッソを抽出するマシンです。「ネスプレッソ」が有名です。

電気式や直火式はコーヒー豆の準備から豆カスの片付け・洗浄など、抽出工程で手間がかかりますが、カプセル式なら「カプセルをセットしボタンを押して抽出、その後カプセルを捨てるだけ」で済むのでとても楽です。

カプセルの種類は多種多様で、エスプレッソのほかにドリップコーヒーやカプチーノ、抹茶ラテなどがあります。

自分の好きな豆を選べないというデメリットはありますが、クレマもしっかりとできる本格的なマシンなので、本格的なエスプレッソを手間をかけずに楽しみたい方におすすめです。

金額本体代:無料(レンタル)
カプセル代:1杯80~100円程度
メリット技術を必要とせず、誰でも手軽に淹れられる
コーヒー以外も楽しめる
デメリット専用カプセルの購入が必要

エスプレッソの作り方

●給水タンクに水を入れる

抽出時に自動でお湯を沸かしてくれるので、わざわざお湯を用意する手間はありません。

●カプセルホルダーにカプセルをセット

お好みのカプセルをセットします。このとき、カプセルによっては抽出湯量の調整が必要なものがあるため、必要に応じて本体の設定を変更します。

●抽出ボタンを押して抽出開始

あとはボタンを押すだけ。自動で抽出が始まるので、終了の合図があるまで待って完成です。

カプセル式メーカーのおすすめ機種

ネスカフェ ジェニオアイ
ネスカフェ ドルチェグスト
Nestle

Nestle(ネスレ)公式ではカプセルの定期便を利用で、本体を無料でレンタルできる「マシン無料レンタル カプセルお届け便」があります。

マシンはレンタルではなく購入することもできますが、1万円程度かかるうえ、都度専用のカプセルを自分で注文しなければならないためわずらわしく感じてしまうことがあるかもしれません。

カプセル式を使ううえでカプセルの購入はどうしても必要なので、お得な価格で購入でき、一定周期でカプセルを自宅に届けてくれる定期便を利用するほうが、金額や注文の手間といったコストが大幅にカットできるのでおすすめです。

カプセル式エスプレッソマシン

おすすめのカプセル式エスプレッソマシン比較|カプセル式のメリットや選ぶポイント

 

レバー式エスプレッソメーカー

La Pavoni

画像:La Pavoni

大きなレバーが特徴的なエスプレッソマシンで、レバーを下げるときにじっくりと加圧して抽出します。

豆の挽き目や量、力の入れ加減で圧力を細かくコントロールできるので、味わいの微調整が可能です。その半面、マニュアル操作のため毎回同じクオリティのエスプレッソを淹れるのが難しくなっています。

紹介した4つの中でも高額な傾向があり、かつ抽出が難しく一癖も二癖もあるタイプといえます。1杯のエスプレッソを淹れるだけでも手間と時間がかかりますが、その淹れる手間もじっくりと楽しむことができる、最も趣向性の高いマシンといえます。

金額2万円台~数十万円
メリット抽出する「手間暇」を楽しめる
デメリット安定した抽出の難易度が高い

エスプレッソの作り方

●ドージング~レベリング

グラインダーで計量した豆を挽き、ホルダーに粉を入れます(ドージング)。ホルダーの側面を軽くトントンと叩き、粉を平らにならします(レベリング)。

●タンピング

タンパーを使い、ホルダー内の粉をまっすぐ上から押し固めます。強さは15~20kg程度を目安に、肘を立てて垂直に押し込むことがポイントです。タンピング後、ホルダーの縁についた余分な粉は払い落としておきます。

●お湯を給湯口に注ぐ

沸かしたお湯を、本体の給湯口に注ぎ入れます。電源があるタイプのマシンでは、水を入れるだけでお湯を沸かしてくれるものもあります。

●ホルダーをセット、レバーを上げる

粉の入ったホルダーを本体にセットします。レバーを上げると、抽出部にお湯が入り、抽出の準備ができます。

●レバーをゆっくりと下げ、加圧する

腕でしっかりと力を入れるようにして、レバーを下げて抽出します。粉の挽き目にもよりますが、理想は9気圧を維持したまま20~30秒間で抽出しきること。気圧計が搭載されているものなら、それを見て調整しながら抽出します。

レバー式メーカーのおすすめ機種

●La Pavoni

La Pavoni プロフェッショナル PLH
La Pavoni

イタリアのメーカー「La Pavoni(ラ・パヴォーニ)」のエスプレッソマシンは、家庭用のレバー式マシンのなかでもトップクラスの機種です。

研ぎ澄まされたデザイン性、精緻な構造、操作性は、エスプレッソを飲むだけでなく、淹れること自体への楽しみと探求心を与えてくれます。

マシンの耐久性、エスプレッソの追求のどちらをとっても、一生使うことのできる最高級の逸品です。

●LEVERPRESSO

LEVERPRESSO : ポータブルレバーエスプレッソメーカー (非加圧フィルター) (ブラック)
Leverpresso

「エスプレッソを淹れる手間暇を楽しみたい、けれども数十万円もの金額は出せない」という方には、こちらのLEVERPRESSO(レバープレッソ)がおすすめです。

2~3万円という値段ですが、レバー式ならではの「簡単には抽出できないおもしろさ」を存分に楽しむことができるマシンです。

電源を持たず、上からお湯を注ぎ入れて使用します。本体が非常にコンパクトなので、収納のしやすさもグッドポイントです。

 

エスプレッソに必要なもの

エスプレッソ用のコーヒー豆

 電気式・レバー式直火式
焙煎度合いシティ~イタリアンロースト
挽き方極細挽き挽き

エスプレッソに用いるコーヒー豆は苦味がしっかり出る深煎りだと思われがちですが、中煎り程度のシティロースト、フルシティローストが使われる場合があります。

エスプレッソをストレートでたしなむイタリアンスタイルのお店(バール)では、酸味・苦味・コクなどをバランスよく感じられる中煎り豆が使用されることが多いようです。

一方でスタバなどシアトル系ショップではエスプレッソをミルクで割って飲むことが多いため、ミルクに負けない存在感を出すためにフレンチローストやイタリアンローストといった深煎りの豆を使用しています。

家庭でエスプレッソを淹れるときも、ストレートで飲むのか、ミルクなどを加えて飲むのか、など用途に合わせて焙煎度合いの違う豆を使い分けるようにするとより本格的です。

挽き方は、電気式は極細挽き、直火式は細挽きを使用します。直火式で極細挽きを使ってしまうと目詰まりを起こす原因になるので注意してください。

»コーヒー豆の好みを探す4つのポイント・タイプ別おすすめ銘柄10選

デミタスカップ

カフェなどで見かけるエスプレッソ用の小さなカップを、デミタスカップといいます。

デミタスカップは通常のカップよりも分厚くできているため飲み物が冷めにくく、形もエスプレッソの香りや風味を存分に楽しめるよう計算されたつくりになっています。

カフェラテやカプチーノにアレンジして飲むならば通常のマグカップで問題ないですが、ストレートで飲むことが多い方はより本格的に味わうためにも、デミタスカップを用意しておくといいですね。

»デミタスカップの選び方とおすすめ製品7選

 

エスプレッソマシンなしで作る、「なんちゃってエスプレッソ」の作り方

本格的なエスプレッソを作るとなると、どうしても専用のエスプレッソマシンが必要になりますが、なるべくなら買い揃えたりせずにカフェラテやカプチーノを楽しみたいもの。

専用の器具がなくても、自宅にあるものを使えばエスプレッソのような濃いコーヒーををつくることはできます。そんな「なんちゃってエスプレッソ」の作り方を3つ紹介します。

インスタントコーヒーを使う

最も簡単なのが、こちらのインスタントコーヒーを使う方法。いつもの分量を、少量のお湯でとかせば手軽にエスプレッソ風のコーヒーができあがります。

お湯の温度をうまく調整すれば、クレマも立たせることができます。ポイントは低めの温度で、ゆっくりと注ぐこと。

  1. 2〜3gのインスタントコーヒーをカップに入れる
  2. 60℃のお湯30ccをゆっくりと注ぐ

ハンドドリップで淹れる

使用する粉の量を増やせば、濃いコーヒーを淹れることができます。

挽き目を細くしすぎると目詰まりを起こしたり、エグみが出てしまったりするので、中挽き~中細挽きあたりがおすすめです。

  1. 10gのコーヒー粉を用意する(お湯に対して、10分の1程度)
  2. 粉全体が湿る程度のお湯を注ぎ、30秒ほど蒸らす
  3. 100ccのお湯を数回に分けてゆっくりと注ぐ

フレンチプレスで淹れる

フレンチプレスはペーパードリップと異なり、豆の油分までも抽出することができるので、より濃厚でなめらかなコーヒーになります。

普通のドリップコーヒーとして淹れるのはもちろんのこと、少なめのお湯で淹れれば、より濃いエスプレッソ風のコーヒーになります。

  1. 10gのコーヒー粉(中挽き)にお湯を120cc注ぐ
  2. 4分間待ち、プランジャーを押し下げてからカップに注ぐ

»フレンチプレスを使ったおいしいコーヒーの淹れ方

 

エスプレッソで作るアレンジコーヒー

エスプレッソはそのまま飲むだけにとどまらず、さまざまなアレンジを加えて楽しまれることが多いです。以下では、エスプレッソを使った代表的なバリエーションコーヒーを紹介します。

ソロ・ドッピオ

エスプレッソ・ソロ」はショット1杯分(30ml)のエスプレッソのことで、「エスプレッソ・ドッピオ」はショット2杯分(60ml)のエスプレッソを指します。

ドッピオはイタリア語で「ダブル(2倍の)」を示し、その名の通り2倍サイズのエスプレッソという意味です。単純にエスプレッソを多く楽しめるのが、ドッピオです。

ルンゴ・リストレット

コーヒーに含まれる成分によって水に溶けだす速度が異なり、苦味を示す成分は比較的ゆっくりと抽出されます。この特性を利用し味に変化を持たせたものが「ルンゴ」「リストレット」です。

エスプレッソを通常の2倍の水で抽出したものを「ルンゴ」と呼びます。水の量が2倍なのでその分だけ抽出時間が長くなり、しっかりと苦味を抽出することができます。

一方で通常の2分の1の水で抽出したものは「リストレット」といいます。抽出時間が短いために苦味や酸味が抑えられ、かつ水の量が少ないので濃く飲みごたえのある味わいになります。

カフェラテ

  • エスプレッソ+ミルク

エスプレッソに温めたミルクを2:8程度の割合で加えれば、カフェなどでおなじみの「カフェラテ」になります。

イタリア語でカフェ(Caffè)はコーヒー、ラテ(Latte)は牛乳を表し、すべて訳すと「コーヒー牛乳」という意味になります。

似ている飲み物として「カフェオレ」がありますが、こちらはドリップコーヒーにミルクを1:1で加えたものです。

カプチーノ

  • エスプレッソ+ミルク+フォームミルク

エスプレッソに温めたミルクを加え、その上に泡立てたフォームミルクを乗せたものが「カプチーノ」です。カフェラテと並んでカフェでよく目にするメニューですね。

カフェラテとよく似ていますが、泡立てたミルクが加わるので滑らかな口当たりになり、ミルクの甘味をより強く感じることができます。

カフェによっては、ココアパウダーやシナモンパウダーがトッピングされている場合もあります。

»カプチーノをもっと詳しく【飲み方・作り方・カフェラテとの違い】

カフェモカ

  • エスプレッソ+ミルク+チョコレートシロップ

「カフェモカ」は、エスプレッソとミルクにチョコレートシロップを混ぜあわせたものです。チョコレートの甘味とビター感が加わることで、より「甘くほろ苦い」味わいになります。

カフェで注文するとホイップクリームやココアパウダーが添えられていることが多く、コーヒーでありながらまるでデザートのような感覚で楽しむことができます。

コーヒーの苦さが苦手な方でも比較的飲みやすいでしょう。

»カフェモカをもっと詳しく【飲み方・作り方・カフェラテやカプチーノとの違い】

エスプレッソコンパナ

  • エスプレッソ+ホイップクリーム

「エスプレッソ・コンパナ」はエスプレッソの上にホイップしたクリームを乗せたもので、飲み物というよりもデザートに近い楽しみ方です。

苦味と甘味を同時に楽しめるのがエスプレッソ・コンパナ、通常のエスプレッソに変化が欲しい方におすすめです。

»エスプレッソ・コンパナをもっと詳しく【由来・飲み方・作り方】

カフェコンレチェ

  • エスプレッソ+ミルク

「カフェ・コン・レチェ」はエスプレッソとミルクを1:1の割合で混ぜたものを指します。

カフェラテはエスプレッソとミルクの割合が「2:8」であるのに対し、カフェ・コン・レチェは「1:1」の割合で作るため、カフェラテに比べミルクの量が少ないという特徴があります。

エスプレッソの割合が多いので、エスプレッソの苦味やコクをより強く感じることができます。

»カフェ・コン・レチェをもっと詳しく【特徴・作り方】

エスプレッソトニック

  • エスプレッソ+トニックウォーター

カクテルを作る際によく使われるトニックウォーターでエスプレッソを割れば、「エスプレッソトニック」になります。

コーヒーに炭酸!?と驚かれる方も多いかと思いますが、コーヒーの苦さに炭酸の爽快感が意外と合います。すっきりとした飲み心地なので、暑い時期やさっぱりとしたい気分のときにおすすめです。

»エスプレッソトニックをもっと詳しく【特徴・味・作り方】

アフォガート

  • エスプレッソ+アイスクリーム

バニラ味のアイスクリームやジェラートにエスプレッソをかけて楽しむデザートを、「アフォガート」といいます。本場イタリアでは、食後のデザートとして親しまれているそうです。

甘くて濃厚なバニラアイスにほろ苦いエスプレッソが絡んだ絶妙な味わいは、まさに大人の楽しみです。

»アフォガートをもっと詳しく【特徴・食べ方・作り方】

まとめ

エスプレッソはさまざまなアレンジが利くため、なかなか飽きのこないコーヒーです。

「なんちゃって」で淹れるのももちろんいいですが、手軽に本格的なエスプレッソを楽しむなら「カプセル式エスプレッソメーカー」がおすすめです。

ほかの電気式や直火式だと豆を用意したり、挽き目を調節したりと手間がかかりますが、カプセルを用意するだけでOK、しかもエスプレッソ以外も楽しめるのが大きなメリットです。

ネスカフェ ジェニオアイ
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