Makuakeにて、「Minimal Travel Coffee Dripper(ミニマル トラベルコーヒードリッパー)」が登場。
ドリップグッズがコンパクトにまとまるので、キャンプや旅行などのアウトドアのシーンでは、これ1つあれば淹れたてのコーヒーを楽しめるというスグレモノです。
今回は一足先にいただくことができましたので、使用感をレビューしました。
「Minimal Travel Coffee Dripper」
Minimalは、1987年創業の台湾の老舗茶器メーカー EILONG(宜龍)が手がける、コンパクトでデザイン性の高いコーヒーグッズです。
カラーは、ダークブラウンとライトブラウンの2色展開。それぞれケース、レザー、ウッドのカラーが異なります。どちらもおしゃれ。
1つにまとまるコンパクト設計
Minimalの大きな特徴が、その名前の通りミニマル・コンパクトであること。
カップひとつのサイズに、カップ・ドリッパー・フィルター・フィルタースタンド・ドリップソーサーの5ピースをまとめておくことができるというものです。
キャンプやアウトドア用に、コンパクトに収納できるドリッパーやカップは見たことありますが、それぞれを1つのピースにスタックすることができるものはほとんどない気がします。
Minimalならドリップセットがすべて手のひらサイズに収まって、収納場所も取らない。なんと画期的な。
レザー×ウッド×ガラスのステキなデザイン
構造もさることながら、デザイン性もハイレベル。
ドリップソーサーのウッドと取っ手付きスリーブのレザーが、いい味出している。個人的にウッド×レザーのナチュラルな組み合わせが大好物なので、これはたまらない。
ドリッパーとカップは、ホウケイ酸ガラスという素材を使用しています。普通のガラスに比べて熱や衝撃に強く、かつ非常に軽量なので機能性はばっちり。
ネルフィルターが付属
基本セットとして、ネルドリップ用のネル布がついています。
ネル布は洗って繰り返し使えるうえ、コーヒーオイルが抽出されやすいので、甘く濃厚なコーヒーを淹れられるメリットがあります。
円錐形のペーパーフィルターも使用可能です。ドリッパーに角度がついているので、フィルターも普段より急角度に折ることでフィットさせられます。
Minimalを使ってみたレビュー
開封
コンパクトな箱で届きました。開けてみると、専用のケースに入ったMinimalが梱包されています。
持ってみた第1印象は「5つのパーツが入っていると思えないほど、とても軽い」。重量はケース込みで325gで、350mlのジュース缶よりも軽い。
ケースもしっかりと厚みがある素材で、中のガラス製品をしっかりと守ってくれそうな印象です。
ケースから本体を取り出して分解すると、こんな感じ。
コップ部分には、持ち手となるレザーのスリーブが付いています。着脱可能。
高級感のあるデザインがなんともおしゃれ。あたたかみがあって、インテリアとして置いておくだけでも映えますね。
かっこいい。これはずっと眺めていられる…
カップの側面にメモリがついています。
抽出過程と抽出量がリアルタイムで確認できるので、外出先でもより安定したコーヒーが淹れられそうです。
ペーパードリップで淹れてみる
今回は20gのコーヒー豆を使って、230ccくらいのコーヒーを抽出してみます。
今回は、ペーパーフィルターで淹れます。
ネルフィルターは水洗いをして繰り返し使用可能ですが、水に浸けての保存が必要なので、アウトドアなど外で使う場合はペーパードリップを使うほうが手軽だと思います。
おうちでゆっくりと淹れられるときは、ネルドリップでいつもとちがった味わいを楽しむのがよさそうです。
ペーパードリップの場合、1~2杯用の円錐形のペーパーフィルターが対応しています。
Minimalのドリッパーは円錐形のドリッパーに比べ角度が急なので、それにあわせてペーパーも少し多めに折ってあげる必要があります。
耳のような出っ張りがついているペーパーなら、その出っ張りの端のあたり(画像で指をあてているところ)を基準に折るとよさそうです。
こんな感じ。しっかりと折り目をつけます。
ドリッパーにちょうどよくフィットしました。
あとは、中挽き程度にしたコーヒー粉をドリッパーにセットして、
お湯を注いでいきます。
カップの目盛りを見ながら、抽出したい分だけお湯を注ぎます。
抽出後は、ドリッパーを木枠ごと外してドリップソーサーに置いて完成。
ドリッパーからポタポタ垂れてくるお湯の処理が悩ましいところだったりするので、それを受け止めてくれるドリップソーサーが付属されているのはナイスだと思います。
使い手のことをしっかりと考えてくれているなぁと、感心しました。
味は申し分なし。いつも家で飲んでいるコーヒーと遜色ないくらい、おいしいコーヒーが抽出できました。
普段のドリップよりも、味がしっかり出ている印象もありました。
おそらくドリッパーの角度が急になっているので、その分だけコーヒー粉の層が厚くなり、しっかりと抽出できているからだと思います。
外出先でこれだけおいしいコーヒーが飲めたら、間違いなく最高ですね。
スリーブの留め具部分を、マグカップの取っ手のようにつまんで持ち上げることができるようですが、片手だと少し不安定になるのでもう片方の手をカップの下に添えて飲むようにしたほうがよさそうです。
収納もコンパクト
使い終わったあとは、すべての器具を1つにまとめて、
ケースにポンと収納。
本当にコンパクトですね。
まとめ
機能性とデザイン性を両立したコンパクトドリッパーセット・Minimal。
使い勝手やコーヒーの味も申し分なく、おすすめできる商品です。
アウトドアでの使用はもちろんよいですが、コーヒー関連のグッズがコンパクトにまとまるので、収納スペースに限りがあるけど、本格的にコーヒーを始めてみたいという方のスタートグッズとしても活用できると思います。
現在はMakuakeで先行販売中。屋内外問わず、コーヒータイムのクオリティをアップさせる1役になること間違いなしです。みなさんもぜひ試してみては。