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浅煎りと深煎りの共存!?日向珈琲の『GAP ROAST』が、新感覚。

記事内にプロモーションを含む場合があります。
日向珈琲

宮崎県の北東部・日向市にあるロースター&コーヒースタンド 「日向珈琲」。

日向市には行ったことがないけれど、調べてみると山と海に囲まれた、雄大な自然を望めるとてもステキなところ。

代表兼ロースターのSHU(@shu_hyugacoffee)さんは、コーヒーの一大祭典であるSCAJの大会で日本一の経歴を持つスペシャリストです。

取り扱うコーヒー豆はシングルオリジンからブレンドまで多様で、果実感たっぷりの個性的なコーヒーが楽しめることがウリ。

日向珈琲オンラインストア

オンラインストアを訪れると、コーヒー豆それぞれにフルーツや幾何学調のイラストで描かれたサムネイルが用意されていて、「なんかこんな味かな~、こんな雰囲気かな~」が直感的にわかりやすい。

コーヒー初心者にとっても、すごくありがたい心遣い。

日向珈琲

日向珈琲


HYUGA COFFEE

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GAP ROAST|新しい焙煎のかたち

日向珈琲

そんな日向珈琲で特長的なのが、「GAP ROAST(ギャップロースト)」という独自の焙煎手法。

ギャップローストはコーヒー豆の表面と内部で焙煎度の違いを意図的に作ることで、表現の幅を広げた手法

【開発秘話】浅煎りと深煎りの特徴を共存させる焙煎を4ヶ月かけて開発した【GAP ROAST|ギャップロースト】

つまり1つのコーヒー豆のなかに異なる焙煎度がある状態、すなわち浅煎りと深煎りが共存している状態ということ。(ミディアムレア的な?!)

なにを言ってるんだコイツと思う方、ぜひ日向珈琲サイトの開発秘話を見てみてください。開発者ご本人が丁寧にわかりやすくまとめてくださってます!

浅煎りで豆の個性や酸味を楽しむか、深煎りでどっしりとしたコクと苦味を楽しむか。
この2つは対極にあるので、一方を引き出そうとすれば、もう一方は消えてしまうのがセオリー。

その両極の味わいを、互いに打ち消しあうことなく共存させることに成功したわけです。
浅煎りならではの果実感を残しつつ、深煎りならではのコクや質感を表現してしまったわけです

焙煎度合いというスケールでは測れない、まさに新感覚の焙煎方法ということですね。

では、実際にどんな味がするのだろう?飲んで試してみたいと思います。

【GAP ROAST #1】WILD CITRUS

日向珈琲

【使用しているコーヒー豆(2023/5現在)
エチオピア-イルガチェフェG/1 コンガ ナチュラル

GAP ROASTは現在2種類が展開されており、1つ目はこちらの#1 WILD CITRUS。
豆は果実感の強いエチオピア イルガチェフェG1で、精製方法は香りと風味を引き立たせるナチュラル。

豆の色合いは、一般的な焙煎度合いでいうと中煎り~中深煎りに近いような感じ。
封を切ったときに広がる香りが、とても幸せな気持ちにさせてくれます。

日向珈琲
日向珈琲

ペーパードリップで。

日向珈琲

完成。

一口飲むと、まず果実感のある華やかなフレーバーを強く感じる
浅煎りのコーヒーを口に含んだときのような爽やかさが鼻から抜けていきます。

それでいて焙煎度が進んでから現れてくる、コーヒーらしい香ばしさも後から感じられる。
バランス感でいえば中煎りの豆を飲んだときに似ていますが、
中煎りではぼやけがちな、浅煎り・深煎りの特徴がよりはっきりと残っているような印象を受けました。

口当たりはしっかりとコクがあり、まろやかな舌触り。これは深煎りっぽい感覚。

まとめると浅煎りのような爽やかなフレーバーがありつつ、飲み口は深煎りのようなコクと甘味、長い余韻があるといった印象です。

中煎りとはまた違った味わいで、とても不思議な体験です。これとてもおいしくて好みです!!

【GAP ROAST #2】WILD TROPICAL

日向珈琲

【使用しているコーヒー豆(2023/5現在)
エチオピア グジG-1 ウラガ ナチュラル

続いて2つ目のGAP ROASTの、#2 WILD TROPICAL。

1つ目の豆と比べて色が濃く、豆の表面には油分がよく染み出しています。

日向珈琲

こちらもペーパードリップで。

味は#1と比べて苦味と甘味がより引き立っていて、深煎りのような口当たりが特徴的。

それでいながら、コーヒー豆本来の果実感もよく感じられます。深煎りの、いわゆる焦げた一辺倒な味ではなく、きちんと素材のフレッシュ感も残っている感じ。

フローラルで複雑な香りもとても心地よい。名前にもある通り、トロピカルな印象です。


日向珈琲

今回いただいた、日向珈琲のGAP ROAST2種類。

「浅煎り+深煎りで、中煎りの味に近いのではないか」と勝手ながら想像していましたが、
確かに中煎りのようなバランス感がありつつも、普通の中煎りでは薄まってしまう
浅煎り・深煎りそれぞれのいいところがはっきりと出ているというところで、まったく違う体験です。

コーヒーの果実感も感じたいし、コーヒーをしっかりと飲んでる感もほしい!
というコーヒーラバーのワガママな願いを叶えてくれる、新感覚のコーヒーであること間違いなしです。

気になった方は、ぜひ試してみては。

日向珈琲

日向珈琲


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GAP ROAST#1と#2のセット販売もあります。