【レビュー】HIGHLANDS COFFEE(ハイランズコーヒー)のラインナップ5種類を飲み比べてみた

ハイランズコーヒー ベトナムコーヒー コーヒー豆

ベトナムで最大手のコーヒーショップ「HIGHLANDS COFFEE(ハイランズコーヒー)」のコーヒー豆が、ついに日本でも正規輸入販売がされるようになりました。

今回はそんなハイランズコーヒーのラインナップ5種類を全て飲み比べて、その味の違いについてまとめました。

ベトナム産のコーヒーらしいロブスタ種の風味が主体であるものの、5種類それぞれに個性があり、異なる味わいが感じられ興味深かったです。

ハイランズコーヒー ベトナムコーヒー

【レビュー】HIGHLANDS COFFEE(ハイランズコーヒー)のベトナムコーヒーを淹れて飲んでみた

2020/10/13

ハイランズコーヒーのラインナップ

ハイランズコーヒー ベトナムコーヒー
  • トラディショナル
  • クリブレンド
  • モカブレンド
  • ヘリテージブレンド
  • グルメブレンド

ハイランズコーヒーのラインナップは、こちらの5種類。

ロブスタ種単体、ロブスタ種+アラビカ種のブレンド、ロブスタ種のなかでもピーベリーと呼ばれる希少な豆のみを使った製品などがあります。すべてベトナム産のコーヒー豆が100%使われています。

ベトナムで栽培されているコーヒー豆というとロブスタ種が有名ですが、近年ではアラビカ種の生産も盛んになっているそう。

ハイランズコーヒー ベトナムコーヒー

パッケージに折って留めておける針金がついており、保管しやすくなっています。些細だけど嬉しい心づかい。

 

トラディショナル

ハイランズコーヒー ベトナムコーヒー

品種:ロブスタ種・アラビカ種

ハイランズコーヒーの“ハウスブレンド“として定番の人気商品。

アラビカ豆とロブスタ豆のブレンドであるトラディショナル(T)は、焙煎時にバターを加えることで、濃厚なコクと大胆な苦味のバランスを実現。

ハイランズコーヒーの定番であるこちらの豆は、ロブスタ種とアラビカ種がブレンドされた商品です。

他の商品もそうなのですが、焙煎時にバターを加えてコーヒー豆自体に香りとコクの風味づけをして仕上げているようですね。ロブスタ種の風味を補うための、ベトナムでは伝統的な製法なのだそうです。

感想:クセが少なく、マイルドな口当たり

さすがハイランズコーヒーの定番なだけあり、苦味・酸味・香りがとてもバランスよく感じられました。

アラビカ種のブレンドが効いており、ロブスタ種のいいところを残しつつも、クセやパンチが程よく抑えられていて飲みやすいです。バターの濃厚さも際立っています。

普段飲みとしてロブスタ種の豆をどれか1つストックしておくとしたら、バランスのよいこちらを選びたいです。

 

クリブレンド

ハイランズコーヒー ベトナムコーヒー

品種:ロブスタ種

ロブスタの木から取れる希少価値が高いクリ豆(別名:ピーベリー)を、贅沢に100%使用したベストセラー商品。

凝縮された刺激的なほどの苦味とコクがきわだつコーヒーです。

通常はコーヒーの実の中に2つの半球状のコーヒー豆ができるのですが、まれに1つしか入っておらず、丸い形をしたコーヒー豆のことをピーベリーといいます。

ピーベリーは全体の収穫量の10%程度しか穫れないうえ、コーヒー豆2つ分の栄養素が1つの豆に凝縮されているために、通常よりも風味が強い特徴があります。

感想:香りとコクが段違いに強い、贅沢な味わい

まず一口飲む前に、香りの強さに驚きました。他の豆よりもフローラルな香りが強く出ており、華やかな雰囲気があります。

飲んでみると、こってりとした風味の強いコクと、ほんのり甘味が感じられました。舌触りも、他の豆と比べるとまろやかでミルキーな印象です。

後述の「ヘリテージ」と同じくロブスタ100%のブレンドですが、こちらは苦味よりは濃厚なコクが際立っている感じがしました。贅沢な気分になります。

 

モカブレンド

ハイランズコーヒー ベトナムコーヒー

品種:ロブスタ種・アラビカ種・クリ種・モカ種

クリブレンド(C)に続く、ハイランズコーヒーのもう1つのベストセラー商品。

ベトナム産コーヒーの中でも、プレミアムなアラビカ豆とロブスタ豆・クリ豆・アラビカ豆を絶妙なバランスでブレンドし焙煎されたモカコーヒー。

こちらはアラビカ種+ロブスタ種+ロブスタのピーベリーがブレンドされた製品。

モカ種とはベトナム産の高級品種であり、エチオピアのモカに似たチョコレートフレーバーが特徴的です。

感想:ほんのりとした甘味があり、飲みやすい

苦味が比較的優しく、かつほんのりと甘味を感じられるのでとても飲みやすく感じました。

やはりロブスタ種の香りが強いので隠れがちですが、ほんのりとチョコレートっぽい香りも感じられるような。

ラインナップの中では一番甘味があるので、ベトナムコーヒーをまだ飲んだことのない方や、ロブスタの強烈なクセはちょっと…という方におすすめです。

 

ヘリテージブレンド

ハイランズコーヒー ベトナムコーヒー

品種:ロブスタ種

ヘリテージブレンドは、ベトナム産コーヒー豆を代表するロブスタ豆100%の、最もクラシカルで象徴的なベトナムコーヒー。

大胆なほどに強い苦味と、深煎りの濃いコクが特徴です。

ロブスタ100%、そして深入り。これぞベトナムコーヒーという感じの製品です。

感想:ガツンとくる苦味、ミルクや練乳との相性◎

麦のような香りと強烈な苦味が主体です。バターやフレーバーでほんのりと香り付けされていますが、ストレートだと結構パンチが強い印象です。

その分、牛乳や練乳など、甘味を補う飲み方との相性がとてもよいです。シンプルなベトナムコーヒーを作るなら、これがよいと思いました。

ピーベリーのみを使ったクリブレンドと比べると、甘味が少なく、あっさりとした印象。同じロブスタでも、味の違いが結構はっきりしていて驚きました。

 

グルメブレンド

ハイランズコーヒー ベトナムコーヒー

品種:ロブスタ種・アラビカ種

ベトナムの現地で人気NO.1のグルメブレンド。

トラディショナル(T)よりもアラビカ豆が多く配合されていることで、香り豊かなアロマが特徴として加わった、さわやかなコーヒーです。

こちらは、アラビカ種の配合分量がより多くなっているとのこと。そしてベトナム人気No.1。

他に比べ香りが高く、現地のホテルなどでも提供されているそうです。

感想:苦味がひかえめ、そのままでもすっきり飲める

ロブスタ種の独特な苦味やクセがおとなしくなっており、若干酸味が感じられます。

他のラインナップに比べるとあっさりすっきりしている印象なので、朝の一杯とかによく合いそうです。ストレートでもおいしく飲めます。

 

まとめ

ハイランズコーヒー ベトナムコーヒー

5種類飲み比べてみましたが、それぞれに違いがあって大変おもしろかったです。そしてどれもおいしい。

専用のステンレスフィルターで濃く抽出して、練乳を合わせる「ベトナムコーヒー」として飲むのももちろんよいですが、ペーパードリップであっさりと淹れるのもおすすめです。

本場ベトナムの味を試してみたい方は、ぜひハイランズコーヒーを。

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