ゲイシャコーヒー|コーヒー豆の産地や味・香りの特徴

コーヒー通の方なら一度は耳にしたことがあるかもしれない「ゲイシャ」。現在において最高級のコーヒー豆品種として名が知れており、スペシャルティコーヒー界でも注目を集めています。

この記事では、そんなゲイシャの味・香りの特徴や起源、おすすめの飲み方などについてまとめました。

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ゲイシャコーヒーとは

ゲイシャとはコーヒー豆の栽培品種のひとつであり、ティピカ種やブルボン種と同様にアラビカ種の一種です。

海抜1500~1700mといった高地にしか根づかず、栽培も難しいうえに実の収穫量も他の種に比べて半分以下と、かなり希少性が高いのが特徴です。

ゲイシャといえば中米のパナマ産が有名ですが、もともとはエチオピア南西部の「ゲシャ」という地域に原生していた品種です。

当時は有名ではなかったものの、その後さまざまな国に運ばれ栽培される中で、パナマで栽培されたゲイシャが有名になりました。現在ではコロンビア、コスタリカなどでも栽培されています。

原産地であるエチオピアの「ゲシャ」がなまって「ゲイシャ」と呼ばれるようになったといわれています。日本の「芸者さん」との関係はないようです。

 

ゲイシャの歴史・起源

一度は消えたゲイシャ

エチオピアでゲイシャが発見されたのは1931年だといわれており、他の品種に比べてかなり新しい種です。他の豆にはない、独特な香りが特徴の品種です。

1960年代に中米のコーヒー産業振興のため、IICA(米州農業協力機構)によってゲイシャを含む数種のコーヒー豆がコスタリカの研究所に持ち込まれました。

しかし当時はコーヒーの香りは重視されていない時代、香り高いゲイシャは魅力のある品種として認識されていませんでした。それどころかゲイシャの収穫量の少なさや栽培の難しさなども相まって、「非効率だ」と見向きもされていない状態でした。

ゲイシャがパナマに渡ったのも同じ頃。パナマゲイシャの生みの親といわれる「ドンパチ農園」が、コスタリカからゲイシャを持ち帰り、農園に植えたのが始まりのようです。

商品化の目的ではなく、もっぱらゲイシャの持つ「耐さび病」効果を利用したさび病対策のためでした。

しかし、幸いにもさび病の大規模な被害は起きなかったため、ゲイシャは育てやすく収穫量も多いカトゥーラ種やカトゥアイ種へ植え替えられるようになり、ゲイシャは多くの農園から見放されてしまいました。

世界最高級のコーヒー豆

一度は姿を消したゲイシャですが、2000年代初頭にパナマのエスメラルダ農園にて再発見されました。

ひときわ険しい急斜面で誰の手も加えられることなく育ったゲイシャは、発見当時、見事な実をつけていたといわれています。

ちょうどこの頃から、コーヒーの香りも個性として評価されるようになります。エスメラルダ農園でも、ユニークな香りを持つゲイシャを品評会に出すことを計画していました。

そして2004年のコーヒーの国際品評会「ベスト・オブ・パナマ」にて、他の品種と比較にならないほどの素晴らしい香りが初めて評価され、ゲイシャは当時の史上最高価格で落札されました。

それ以降、エスメラルダ農園のゲイシャはさまざまな品評会で1位を獲得しており、最高金額も毎年更新しています。

 

ゲイシャの味や香りの特徴

ゲイシャは一口飲んだときに鼻から抜けていく、ジャスミンやアールグレイを思わせるフローラルな香りが特徴的です。

柑橘類のような上品な酸味に、桃やパッションフルーツを想像させるフルーティな甘味が感じられます。余韻は長く、はちみつやカカオのような感覚が後を引きます。

優しく華やかな風味が感じられる、そんなコーヒー豆です。

 

ゲイシャにおすすめの焙煎・飲み方

ゲイシャはユニークな香りを引き立たせるために、浅煎り(ミディアムロースト~ハイローストあたり)で飲まれることの多い品種です。

飲み方のおすすめは、やはりそのままブラックでいただくこと。優しい甘味があるので、砂糖やミルクを加えなくてもおいしく頂けると思います。

また、お湯の温度は低めの75~85℃がおすすめ。高すぎる温度で抽出してしまうと苦味や雑味が出てしまい、ゲイシャならではの甘味や酸味を阻害してしまうことがあります。

高価な豆ですからどうしても量を少なめにしてしまいがちですが、薄まったり雑味が出たりとゲイシャ本来の味を感じられなくなってしまうので、思い切っていつもの分量通りに淹れてくださいね。

≫コーヒー豆の8つの焙煎度合いと味・成分の違い

 

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ゴールドキャッスルコーヒーが販売する、ゲレナ農園のゲイシャ。トロピカルフルーツのような甘味と、ジャスミンのようなフローラルな香りが特徴的です。

ゲイシャ特有の香りと味わいをストレートに楽しめるよう、中浅煎りの焙煎度合いで仕上げています。果実感、爽やかな酸味が感じられるコーヒー豆です。

豆の挽き方
【選択可】
豆のまま
内容量
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200g

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現在では希少な品種

ゲイシャは、当初は注目されていなかったものの、時代の変化とスペシャルティコーヒー志向の高まりにより近年になってから高く評価されるようになった品種です。

香り、味のどれをとっても素晴らしいコーヒー豆なので、まだ経験されたことのない方はちょっと高価ですが試してみるのがおすすめですよ。

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