この記事では、カフェオレの名前の意味やカロリー、簡単な作り方のレシピを紹介しています。
カフェオレとは
カフェオレとは、ドリップ式で淹れたコーヒーに同量の牛乳を加えたものを指します。特にフランスで朝食のお供として、好んで飲まれているコーヒーの飲み方です。
主にドリップ式で抽出したコーヒーを使ったものをカフェオレ、エスプレッソ式で抽出したコーヒーを使ったものをカフェラテと呼んで区別します。
「オレ」の意味
フランス語で「café au lait」と書き、カフェオレと発音します。
café(カフェ)はコーヒー、au(オ)は”~が入った”という意味の前置詞、lait(レ)は牛乳を表し、すべて訳すと「牛乳が入ったコーヒー」という意味になります。
カロリー
食品名 | カロリー |
---|---|
コーヒー | 4kcal |
牛乳 | 70kcal |
合計 | |
カフェオレ | 74kcal |
コーヒーカップ1杯(約200ml)あたりのカフェオレのカロリーは、約74kcalです。
砂糖を加えて飲む場合は、ティースプーン1杯(6g)あたり23kcalが追加されます。
カフェオレの下準備
材料(1人分)
材料名 | 分量の目安 |
---|---|
コーヒー | 120cc |
牛乳 | 120cc |
砂糖 | お好みで |
カフェオレはコーヒーと牛乳をほぼ同等の割合で加えて作ります。
牛乳を加えても負けないようなコーヒー豆の深いコクと香りを出せるよう、焙煎度合いは「深煎り」がおすすめです。また挽き方は濃いめにコーヒーを抽出できる「細挽き」を使うのがポイントです。
インスタントコーヒーを使う場合も、深煎りと書かれたものを選ぶのがおすすめです。
用意するもの
- コーヒードリッパー
- 鍋または電子レンジ
- カップ
- スプーン
コーヒーをドリップ式で淹れる器具一式と、牛乳を温めるための鍋や電子レンジを用意します。
サイフォンやフレンチプレス、パーコレーターを使って落としたコーヒーでもおいしく作ることができますよ。
フランスをはじめとしたヨーロッパでは、マグカップよりも少し大きなサイズである「カフェオレボウル」を用いてカフェオレを飲むことが多いです。おしゃれな模様と使い勝手のいい大きさから、カフェオレ用だけでなくシリアルやサラダを入れる小皿としても使われる万能な容器です。
カフェオレの作り方・手順
コーヒーを淹れる
濃いめにドリップして、コーヒーを作ります。
コーヒー豆の量は使用する器具の種類によって多少は変わりますが、15~20gを目安にお好みの濃さになるまで調節してみてください。
牛乳を温める
牛乳の甘みを引き出し、かつぬるすぎない温度である65℃程度を目安に温めていきます。鍋で加熱する場合は中火でふつふつしてくる程度、電子レンジで加熱する場合は500ワットで1分~1分30秒が目安です。
沸騰するまで加熱したり、長時間火にかけたままにすると牛乳に含まれるタンパク質が熱変性を起こし、風味が損なわれたり膜が張ったりしてしまいますので注意が必要です。
1:1の割合で混ぜあわせる
カップにコーヒーと温めたミルクを1:1の割合で注げば、完成です。飲むときにコーヒーとミルクが完全に混ざっていないことがありますので、軽くスプーンでかき混ぜてから召し上がるといいですよ。
お好みで砂糖を加えてお楽しみください。
カフェオレのアレンジレシピ
割合を変えてみる
コーヒーと牛乳の割合を変えると、また表情の違ったカフェオレを作ることができます。
コーヒーの量を増やして作ればよりビターで深い味わいに、牛乳の割合を増やせばマイルドな味わいになります。
また、牛乳の代わりに豆乳で作る「ソイカフェオレ」もおすすめです。
アイスカフェオレ
暑い時期や気分転換にピッタリの、アイスで作るカフェオレのレシピです。
氷のたっぷり入ったグラスに牛乳を注ぎ、そこにお湯で濃いめにドリップしたコーヒーを注げばアイスカフェオレの完成です。
甘さを追加する場合は、砂糖だと冷たい飲み物に溶けにくいのでガムシロップを使うのがおすすめです。砂糖を使うならば温かいコーヒーに加えてよく溶かしてから、グラスに注ぐといいですよ。
水出しコーヒーを使えば、よりまろやかで苦味の取れたアイスカフェオレを作ることができます。
はちみつやシナモンをトッピング
- ハニー・カフェオレ…はちみつ
- スパイス・ド・オレ…シナモンパウダー
- ショコラ・オレ…チョコレートシロップ
- ウインナー風オレ…生クリームを乗せる
トッピングを加えれば、オリジナルのフレーバーカフェオレの完成です。その時の気分にあわせて、いろいろ挑戦してみてくださいね。