「おうち時間」が増えていくこの頃、それに比例して「コーヒー時間」も増えていっているのを実感しています。
家にいる時間が長いと、コーヒーを淹れて飲む機会も増える。いろいろなコーヒー豆をもっと試してみたいという気概も高まり、冒険したくなってくる。そんな気持ちありませんか?
今回は、コーヒー豆専門家が監修するメディア・コーヒー豆研究所の「オリジナル厳選豆」を実際に淹れて飲んでみた感想をまとめました。
コーヒー探究心もりもりの筆者にはぴったりのコーヒー豆でした。みなさんもご一読の上、ぜひ試してみては?
コーヒー豆研究所とは
画像引用:コーヒー豆研究所
コーヒー豆研究所は、「コーヒー豆の香りから始まるひと時を…。」をモットーに、元バリスタ・現コーヒー豆専門家の方が運営されているコーヒー情報メディアです。
そんなコーヒー豆研究所ですが、情報発信の他にもオリジナルのコーヒー豆の販売も行っております。
いろいろなコーヒー情報を網羅するプロが手掛けるコーヒー豆、いったいどんな味がするのでしょうか。期待がコーヒードーム状に膨らみます。
メディアの詳しい紹介は、以下の記事で解説しています。
»【メディア紹介】初心者~上級者まで。「コーヒー豆研究所」で役立つコーヒー情報が入手できる
コーヒー豆研究所 オリジナル厳選豆を淹れて飲んでみた
今回いただいたのは、「メキシコ産・マヤビニックコーヒー」。
マヤビニック(Maya Vinic)は、メキシコの南部にあるチアパス州の標高1,200〜1,800mにあるコーヒー生産者組合のことです。
現地語で「マヤの人々」という意味があり、その名の通りマヤ系先住民によってコーヒー栽培が行われているようです。
コーヒー豆研究所で販売しているコーヒー豆は完全フェアトレード&農薬不使用とのこと。シェードツリーによる直射日光を避けた栽培方法により、均一な風味と安定感をつくり出しています。
パッケージ裏面
裏面には、生産国名や内容量、賞味期限などが記載されています。
焙煎度は、中深煎り。
比較的酸味がはっきりとしており苦味が少ない印象メキシコですが、少し深めに焙煎することで酸味と苦味のバランスを調節し、深みを引き出した味わいにしていると推測できます。
さっそく開封して、豆の状態を確認していきましょう。
コーヒー豆の状態
とてもキレイに焙煎された、焼きムラのないコーヒー豆。
焙煎が深くなるほど豆の内部から油分がにじみ出て、表面がツヤツヤになります。こちらの豆は中深煎りなので、ほんのりとツヤがかっています。
ドリップしてみる
- ドリッパー:ハリオ V60
- お湯:480g(90℃前後)
- コーヒー豆:30g
すっきりとした味が個人的に好みなので、上記のレシピで抽出してみます。
今回は2杯取りを目標に、コーヒー豆に対して16倍のお湯を注いでいきます。豆のメッシュは中挽き程度。
画像では伝わりにくいかもしれませんが、お湯を注ぐとしっかりとドーム状に膨らんでくれます。
お湯に触れた瞬間からいい香りが広がり、とてもよい気分になります。
飲んでみた
まず感じるのは、すっきりとした飲みやすさがあること。淹れ方にもよるかもしれませんが、とても軽やかな口当たりになっています。
それでいて程よいコク・ボディ感があり、あっさりとしすぎず飲みごたえのある印象です。
味は、苦味と酸味のバランスがちょうど良く感じられます。
苦味が少なく酸味がはっきりとしているのが特徴のメキシコですが、深い焙煎により苦味が引き出されており、とてもバランスがとれた味わいになっています。
香りもよく、後味がすっきりしているのでどんどん飲めちゃいます。均衡の取れた飲みやすいコーヒーなので、コーヒー上級者はもちろんのこと、入門者の第1歩としてもおすすめです。
まとめ
コーヒー豆研究所のオリジナル厳選豆・メキシコをレビューしました。
飲みやすい口当たり、バランスの取れた味わいはとても病みつきになります。
カフェルテとしてもおすすめできるコーヒー豆なので、みなさんもぜひ試してみてはいかがでしょうか。