ブルーマウンテン|コーヒー豆の特徴・おすすめの飲み方

ブルーマウンテン

「ブルマン」や「コーヒーの王様」の愛称でも親しまれているブランド、ブルーマウンテン。

日本では高級なコーヒー豆として知名度が高い品種です。

この記事では、コーヒー豆の銘柄・ブルーマウンテンについて取り扱っています。産地や味の特徴、おいしく飲む方法などについてまとめています。

中央アメリカのコーヒー生産地情報

グアテマラブルー
マウンテン
(ジャマイカ)
コスタリカ
エルサル
バドル
ニカラグアホンジュラス
キューハイチパナ
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ブルーマウンテンコーヒーとは

ブルーマウンテンとは、ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈の一部のエリアで栽培されているコーヒー豆の品種です。

ジャマイカは、岐阜県ほどにおよぶ総面積のうち約8割が山地で、好条件な気候からコーヒー豆の栽培が盛んにおこなわれています。

なかでも「ブルーマウンテン山脈の標高800~1,200mのエリアのみ」という限られた地域で栽培された豆のみが、ブルーマウンテンと称することができます。

この地域はは1日の寒暖差が8℃以上、水はけのいい急斜面、弱酸性の土壌などと、まさにコーヒー豆を栽培するのに絶好な条件がそろっています。

また、その名前の由来とされる「青みがかって見える霧」が頻繁に発生し、これが土に適度な水分を補給することで繊細な味わいを生み出すのです。

ブルーマウンテンコーヒーの特徴

政府による厳格な品質基準と等級

ブルーマウンテンは高い品質を保証するために、ジャマイカの農水省が管轄する「コーヒー産業公社(CIB)」による厳しいチェックがなされています。

味や色味・豆の形や大きさはもちろん、農薬の散布や収穫工程など生産者の栽培状況までもチェックされ、すべての条件において基準をクリアしたものでないとブルーマウンテンを名乗ることはできません

  • ブルーマウンテンNo.1
  • ブルーマウンテンNo.2
  • ブルーマウンテンNo.3
  • ピーベリー
  • トライアージ

ブルーマウンテンは上記のように格付けされており、「No.1」が最高級です。

樽での輸出

ピーベリーまでの等級のブルーマウンテンは、輸送時に樽に詰めて運ばれます。

これは樽に使われている木材が湿気を吸収し温度を適度に調整することにより、コーヒー豆の鮮度や高い香りを保つことができるためだといわれています。

これは現在ではブルーマウンテンのみにみられる唯一の特徴であり、ブランド価値の向上にも一役買っています。

ブルーマウンテンはなぜ高いのか

ブルーマウンテンといえば、非常に値段が高いコーヒー豆ですが、高価な理由は「希少性」と「ブランディング」によるものが大きくかかわっています。

まず、上記の通り政府による厳しい条件管理、および限定された地域で収穫された豆しかブルーマウンテンと名乗ることができない、という希少性の高さ。

値崩れしないように収穫量が制限されており、そのことも一定して高値となっている要因です。

また、戦前ジャマイカのコーヒーが日本にやってきたときに「英国王室御用達」という宣伝文句が使われたそう。

これは全く根拠のないものだったようですが、当時のコーヒーとしては高い品質であること、そして「樽で運ばれてくること」の特別感も相まって、日本では特別なブランドとして高価でありながらも有名になっていきました。 

近縁関係の「ハイマウンテン」

ブルーマウンテンと栽培環境がほぼ同じであるにもかかわらず、ブルーマウンテン地域から惜しくも外れてしまった豆を「ハイマウンテン」と呼びます。

ブルーマウンテンではないにしても、味は「ブルーマウンテンのいとこ」と称されるほど。ブルーマウンテンに次ぐ高品質なブランドとして高い知名度を誇ります。

ハイマウンテンにも等級があり、高い順に「スプリーム」「ピーベリー」「ジャマイカプライム」「ジャマイカプライムピーベリー」「ジャマイカセレクト」とされ、上から2つの等級は樽に詰めて輸送されます。

ブルーマウンテンコーヒーの味や香り

ブルーマウンテンの味は「黄金のバランス」と称されるほど、苦味・酸味・甘味・コクのすべてが均等に調和しています。

これがブルーマウンテンの最大の特徴であり、他の追随を許さない唯一の味わいです。

一口飲めば、すっきりとした苦味と柔らかな酸味が口いっぱいに広がります。後半から深く濃厚な甘味があらわれ、その余韻は長く残ります。しっかりとしたボディなので飲みごたえもあります。

また、キャラメルやマカダミアナッツ、焼き菓子などと例えられる上品な香りも特徴的です。

ブルーマウンテンコーヒーにおすすめの焙煎・飲み方

ブルーマウンテンの醍醐味である絶妙なバランスの味わいと高い香りを最大限に引き出すために、焙煎はミディアムロースト~シティローストがおすすめです。

フルシティロースト以上の深煎りだと酸味をこわしてしまい、ブルーマウンテンならではの複雑な味を感じにくくなってしまいますのであまり適していません。

淹れた後は砂糖やミルクなどは加えずに、そのままブラックの状態でいただくのがおいしい飲み方です。

これぞハーモニーといえる味わいとコーヒー自体の芳醇な香り、そして鼻から抜けていく香ばしさをダイレクトに感じるには、やはりブラックが一番です。

≫コーヒー豆の8つの焙煎度合いと味・成分の違い

ブルーマウンテンコーヒーを試してみる

【カルディ】ブルーマウンテン No.1

カルディ ブルーマウンテン

カルディのブルーマウンテンは、浅煎りでより果実感を楽しめるよう調整されています。

カルディ独自のフレーバーマップでも、ど真ん中に位置するほど絶妙なバランスとなっています。

ストレートのブルーマウンテンのほかに、コロンビアブラジルがブレンドされた「ブルーマウンテンブレンド」もあります。こちらはストレートに比べ半値程度で購入できます。

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生産量の80%は日本に輸出されている

日本でブルーマウンテンといえば誰もが耳にしたことのある有名なコーヒー豆ブランドですが、海外ではあまりピンとこない人も多いといいます。それはブルーマウンテンの約8割が日本に輸出されているから

またその高級さから、ブルーマウンテン地域以外で獲れたにもかかわらずブルーマウンテンと名乗って流通しているコーヒー豆もあります。一時期は本物の輸入量の約3倍もの量のブルーマウンテンが販売されていたという事態もあったようです。

»コーヒー豆の好みを探す4つのポイント・おすすめ銘柄10選

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