マラウイ共和国は、アフリカ内陸部の南東に位置する小さな国。古くからコーヒーや紅茶の栽培が盛んで、原産地の1つとして長い歴史を持っています。
同じくコーヒー栽培で有名な周辺国のタンザニアやケニアに比べると、国土面積・栽培面積ともに小さいために、日本では流通機会こそ少ないものの、徹底した品質管理と好条件のもとで生産されるコーヒーはまさに一級品です。
この記事では、オンラインショップ「ウォームハーツコーヒークラブ(WARM HEARTS COFFEE CLUB)」が販売するコーヒー豆・マラウイコーヒーをご紹介します。
こちらのショップで購入した代金の100%が、現地マラウイの子どもたちの学校給食費として寄付されます。コーヒーを飲んでチャリティに貢献できる、とてもあたたかい仕組みです。
ウォームハーツコーヒークラブとは
画像出典:https://warmheartscoffeeclub.com/
ウォームハーツコーヒークラブは、アフリカ・マラウイ産のコーヒーと紅茶を提供しているオンラインショップです。
こちらのショップは「NPO法人せいぼ」という、世界中の子どもたちに学校給食を届ける活動をしている日本の団体により運営されています。
»せいぼじゃぱん | アフリカ・マラウイへの学校給食支援に寄付を
購入金額の100%が現地の子どもたちの給食代金に
ウォームハーツコーヒークラブでは、オンラインショップでコーヒーや紅茶を購入すると、その代金の100%が現地マラウイの子どもたちの給食支援活動へと寄付されます。全額がそのまま寄付、驚きですね。
サイトによると、マラウイでの給食は1食およそ15円。私たちが1,000円のコーヒー豆を購入すると、65人のマラウイの子どもたちに給食が届けられるそうです。
マラウイの人口の約50%は、14歳未満の子どもたちです。近年になって小学校の無償化が施行されたそうですが、貧困による労働や家庭の手伝いなどのため、半分近くの生徒が満足に教育を受けられていないのが現状です。
給食を届けることは子どもたちが学校に通う理由になり、教育を受けることで子どもたちの未来がもっとよくなるきっかけにつながる。コーヒーを買うことで、そんな社会貢献のお手伝いができるんです。
フェアトレード・オーガニック栽培のAAランクコーヒー
そんな素敵な取り組みもさることながら、もちろんコーヒー豆の品質も一級品です。
ウォームハーツコーヒークラブのコーヒー豆は、農薬や化学肥料を使わないオーガニック栽培、かつ国際フェアトレード認証を受けた環境で育てられたAAランクの品質です。
冒頭でも述べたとおり、マラウイはコーヒー栽培に恵まれた環境で、古くから栽培・品質管理が行われてきた定評のある場所です。
さらにウォームハーツコーヒークラブで取り扱うコーヒー豆は、スタッフが実際に現地の農園まで足を運び農家と会い、栽培~精製までの環境や生豆の品質をその目で確かめているそう。
まさに現地の環境や特性を肌で理解したうえでの、確かな品質です。
ウォームハーツ 『マラウイコーヒー』
名称 | マラウイコーヒー レギュラー |
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焙煎度 | 中深煎り |
内容量 | 100g |
今回いただいたコーヒーは『マラウイコーヒー レギュラー 100g』。
100gから購入可能で、焙煎度はホットコーヒーに適した「レギュラー(中深煎り)」と、アイスコーヒーやエスプレッソなどに適した「深煎り」の2種類から選ぶことができます。
コーヒー豆は生豆の状態で日本に届き、「ライブコーヒー株式会社」にて焙煎を行っているようです。注文を受けてからの焙煎なので、新鮮な状態のコーヒー豆が届くのが嬉しいですね。
マラウイコーヒーを飲んでみた感想
中挽きにしたコーヒー粉を、ハリオV60でペーパードリップ。画像だとわかりにくいかもしれませんが、お湯を注ぐと粉がドーム状にしっかりと膨らみます。鮮度は申し分なしです。
ひとくち飲むと、柑橘系のような爽やかな酸味が印象的です。若々しい木の実のような甘酸っぱさもほんのりと感じられます。
すっきりとした中に苦味やコクもバランスよく存在し、飲みごたえがあります。後味のよい酸味と香りが後を引き、次のひとくちをつい飲みたくなるような印象。
ブラックはもちろんのこと、ミルクを加えても美味しく楽しめそうです。
まとめ
コーヒー豆の購入代金が、そのまま現地の活動への寄付になる、ウォームハーツコーヒークラブのマラウイコーヒー。
私たちが普段飲んでいるコーヒーがほんの少しでも社会貢献につながるのなら、それはとても素敵なことだと思います。いつもおいしいコーヒーを生産し、届けてくれる現地への感謝も込めて、ぜひ支援していきたい活動です。
もちろんコーヒー豆の品質も申し分なし、みなさんもぜひ召し上がってみてください。