キューバ|コーヒー豆の味や香りの特徴、おすすめの飲み方

カリブ海の大アンティル諸島(西インド諸島の一部)に位置している「キューバ」。

コロニアル風の古い町並みが楽しめる旧市街、綺麗なビーチ、陽気な人々、クラシックカー…といった観光地的なイメージの強いキューバですが、コーヒーベルトに属する高品質なコーヒー豆の生産国でもあります。

そんなキューバのコーヒーについて詳しく紹介していきます。

キューバのコーヒーとは

キューバ コーヒー

キューバ共和国(通称:キューバ)はカリブ海に浮かぶ島国で、1600あまりの小島によって構成されています。

近隣には北にアメリカのフロリダ半島、西にメキシコがあり、南にはブルーマウンテンで有名なジャマイカ、東にはハイチ、ドミニカ共和国が存在しています。

キューバの主要産業は観光業・農業・鉱業で、とりわけ農業では肥沃な土地と気候を生かしたコーヒー栽培が盛に行われています。

キューバのコーヒー豆は、その多くが日本に輸出されています。なかでも「クリスタルマウンテン」という銘柄が有名で、この言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

キューバのコーヒーの特徴

キューバ コーヒー

品種・栽培・精製方法

品種:

キューバでは主にアラビカ種のコーヒー豆が栽培されています。

その中でもティピカ種が主流で、ブルボンやカトゥーラなどの品種も栽培されています。

栽培:

コーヒーベルトに属する熱帯気候のキューバは、本島の4分の1が高く険しい山々や丘陵地帯となっています。

肥沃な土壌、降雨量、標高、気温、寒暖差のどれもが好条件で、コーヒー栽培に非常に適した場所です。

キューバでは島全域でコーヒー栽培がおこなわれており、中でも島東部での栽培・産出が活発です。

ただし気候上ハリケーンによる被害も少なくなく、状況によっては流通が不安定になる場合もみられます。

精製方法:

キューバコーヒーの精製方法は主にウォッシュトが採られています。

ウォッシュトで精製されたコーヒーは一般に上品な酸味とすっきりとした味わいが特徴として現れます。

等級・グレード

スクリーンサイズ(豆の大きさ)と欠点豆の数をもとに等級が決められています。

欠点豆とは病気や傷などが原因で正常豆と焙煎すると風味に悪影響を及ぼす可能性のある豆のことです。

以下のような等級分けになっています。

等級名

スクリーンサイズ

欠点豆の数

クリスタルマウンテン

18-19

4粒以下/エスカンブライ山脈産

エクストラツルキーノラバド

18以上

12粒以下

ツルキーノラバド

17以上

19粒以下

アルトゥーラ

16以上

22粒以下

 

コーヒーが栽培されている主なエリア

以下の場所でキューバコーヒーの生産が盛んに行われています。

  • マエストラ山脈
  • エスカンブライ山脈(クリスタルマウンテン)

エスカンブライ山脈で生産される最高品質のコーヒー豆はそこで水晶が採掘されることから「クリスタルマウンテン」と呼ばれています。

キューバのコーヒーの歴史

1747年にスペイン人がキューバにコーヒーを持ち込んだといわれています。地理的にもコーヒー栽培に適していたこともあり盛んに栽培されるようになります。

しかし、キューバ革命がおこり国が社会主義に転じたことによりコーヒー農場が解散し、その生産量も少なくなっていきました。

その後、海外からの支援もありコーヒー栽培は続けられていますが、ハリケーンなどの影響もあり依然として生産量は少ないのが現状です。

しかし、生産されるコーヒー豆のうち70-80%は日本に輸出されており、希少ながらも目にする機会があるでしょう。

キューバのコーヒーの味や香り

キューバ コーヒー

キューバコーヒーはナッツやキャラメルのような香りが楽しめます。そして苦みが少なくマイルドな味わいでブルーマウンテンに似ているといわれます。

ブルーマウンテンは、酸味や苦味、コク、甘味のバランスが均一にとれたコーヒーです。

地理的にブルーマウンテンで有名なジャマイカに近いため似たような風味や味わいになるのは納得がいきますね。

キューバのコーヒーのおすすめの焙煎・飲み方

キューバコーヒーは浅煎りから深煎りまでとさまざまな焙煎具合に対応できます。

すっきりとした味わいと酸味を味わいたいときは浅煎り、ほどよいコクと酸味を楽しみたいときは中煎りがおすすめです。

また、深いコクと苦味を堪能したいときは深煎りと気分や好みに合わせて変えることはできるのがキューバコーヒーの特徴です。

フレンチプレスで抽出するとコーヒーの油分もダイレクトに味わうことができるのでキューバコーヒーの豊かな風味やコクが感じられます。

また、現地ではエスプレッソにして砂糖を加え甘くして飲むカフェクバーノという飲み方が主流だそうです。気になる方はぜひ試してみてください。

キューバのコーヒーを試してみる

キューバ セラーノコーヒー   希少キューバ産アラビカ種

キューバ コーヒー豆
豆の挽き方
(選択可)
中粗挽き
内容量
(選択可)
250g(粉)

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まとめ

キューバ コーヒー

キューバコーヒーは全体的にバランスのとれた日本人好みの味わいとなっています。

また、おすすめの飲み方としてフレンチプレスや現地で愛飲されているカフェクバーノを紹介しました。

最高品質のクリスタルマウンテンはキューバコーヒー豆全体の約3%しかありません。

そんな幻のようなコーヒーを日本で味わうことができるので機会を逃さずにぜひ試してみてください。